
レタスの切り口から出てきた白い液体は食べてもいいのかな?
レタスを調理するときや、レタスを収穫したときに、切り口から白い液体が出てくるのではないでしょうか。
白い液体の正体がわからないと、白い液体が付いたレタスを食べてもいいかどうかが心配になると思います。
結論から言うと、白い液体はラクチュコピクリンという苦味成分で、食べても問題ありません。
しかし、レタスの白い液体で皮膚がかぶれる恐れもあります。
このページでは、レタスの白い液体の正体を解説していきます。
レタスの白い液体は食べられる


レタスの切り口から出る白い液体は食べられます。
この白い液体は、ラクチュコピクリンという成分で、レタスの苦味のもとです。
レタスは、切り口からラクチュコピクリンを出すことによって、切り口を保護し、細菌の侵入を防いでいます。
ラクチュコピクリンには、催眠や鎮静の作用があると言われているそうです。
レタスの茎を切ると出てくる白い液体はラクチュコピクリンと呼ばれる苦味成分のひとつで、催眠・鎮静作用があると言われています。
(引用:JAグループ「レタス」)
レタスが成長するにつれて、ラクチュコピクリンが増えていきます。
そのため、レタスが成長しすぎると、レタスが苦くなっていきますよ。
特に夏は、レタスの成長が速いので、気をつけてくださいね。
レタスの白い液体に触れるとかぶれる恐れもある


レタスの白い液体に触れると皮膚がかぶれる恐れもあるようです。
レタスを新鮮な状態でカットすると断面からサップ(白い乳液)が染み出してきます。
(引用:ふたばクリニック「接触性皮膚炎/野菜・レタス」
このサップにかぶれることが非常に多く、レタス農家の悩みでした。
また、朝取野菜など収穫直後のレタスの断端部に触れてしまい、購入者が手荒れ起こすこともあります。
特に、新鮮なレタスにはラクチュコピクリンが多く含まれており、収穫時に白い液体に触れるとかぶれることがありますよ。
さいごに
レタスの切り口から出てくる白い液体の正体はラクチュコピクリンです。
成長しすぎたレタスには、ラクチュコピクリンが多く含まれるので、早めに収穫してもいいかもしれません。
食べても問題ありませんが、触れるとかぶれる恐れもあるので、気をつけてくださいね。
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