種からのキュウリ栽培はどうやればいいんだろう?
みんながどうやって栽培してるか知りたいな。
初めて種からキュウリを育てるとき、どうやって育てればいいのか疑問を抱くと思います。
種のまき方が間違っていて発芽しなかったり、水やりの頻度が少なすぎて枯れてしまったり、なんてことは避けたいですもんね。
そこでこのページでは、キュウリの種のまき方から発根までの育苗方法を写真つきで解説していきます。
発根以降の「発芽」や「育苗」の記事も、これから公開していくので、楽しみに待っていてくださいね。
栽培するキュウリの品種
今回育てていくキュウリは、日本の固定種「加賀節成」です。
写真
きびと月の畑さんから譲っていただきました。
3/30|きゅうりを水に浸けて一晩冷蔵庫に入れた
キュウリの種を水につけて、一晩冷蔵庫に入れておきました。
発芽促進の効果が期待できるそうです。
すぐに沈む種もあれば、浮きっぱなしの種もあります。
指で優しくかき混ぜると、沈んでいく種もありました。

3/31|ダンボールで保温してみた
朝、キュウリの種を、沈んでいるものと浮いているものに分けて、湿らせたコットンに乗せていきます。

今回はポケット育苗というものに挑戦してみました。
通常ポケット育苗は、その名の通り種をポケットに入れます。
しかしポケットだと、あまり暖かくないかなと思い、今回はダンボール箱を保温箱として使ってみました。

- ダンボールの内側をアルミホイルで覆う
- 沸騰したお湯をタッパーに入れる
- タッパーが種に直接触れると、熱すぎて種が傷むと思ったので、タッパーをタオルで覆う
- タッパーをダンボールに入れる
- チャック付き袋に入れたキュウリの種をダンボールに入れる
これで1日中、室内に置いておきました。
夕方に帰宅すると、お湯は冷めており、キュウリの種は発根はしていませんでした。
4/1|保冷バッグで保温してみた
前日のダンボール保温では効果が見られなかったので、今日はお弁当用の保冷バッグで温めることにしてみました。

保冷バッグの中には以下のものを入れています。
- お湯を入れ、タオルで覆ったタッパー
- チャック付き袋に入れたキュウリの種
午前中に、保冷バッグ内の温度を測ってみると、26度くらいまで上がっていました。
キュウリの種が発根した
15時ごろ、種の様子を見てみると、いくつかの種が発根していました!
発根した種の内訳は以下のとおりです。
- 水に沈んだ種21個のうち15個が発根
- 水に浮いた種15個のうち3個が発根
▼これが水にしずんだキュウリの種です。

▼こちらは水に浮いていたキュウリの種です。

さいごに
きゅうりの種を発根させることに成功しました。
正攻法ではないダンボール箱や保冷バッグなどを使ったので心配でしたが、発根してくれてよかったです。
キュウリの種がなかなか発根しないなと、悩んでいる場合は、このページで紹介した方法を試してみてくださいね。
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