4月も中頃になり、庭に生えている柿の木が若葉をつけ始めました。
黄緑色が鮮やかで、まるでお茶の葉のようです。
柿の葉寿司とかもあるし、柿の葉っぱって食べられるよね……?
そう思って調べてみると、柿の葉っぱは天ぷらにして食べられるという情報が。
さっそく作ってみたので、作り方や味、そして食べたあとの体の状態も紹介しますね。
天ぷらにする柿の葉の選び方
天ぷらにする柿の葉は、以下のようなものを選びましょう。
- 黄緑色の若葉
- 大きめ
- 厚め
小さな葉っぱも食べられますが、柿の葉の風味が弱いです。
そのため、葉っぱの中でも大きめで厚手のものを選ぶとおいしく食べられますよ。
また、柿の葉を採取する時期は、一般的に5月から6月ごろとされています。
おそらく、葉が大きくなり、弾力が出てきておいしく食べられるのだと思います。
柿の葉の天ぷらの作り方
柿の葉の天ぷらの作り方はシンプルです。
いつもの天ぷらと同じ要領で揚げていきましょう。
今回は、私のレシピを紹介しますね。
柿の葉の天ぷらの材料(2人分)
柿の葉の天ぷら2人分の材料を紹介します。

- 柿の葉(10枚くらい)
- 薄力粉(40g)
- たまご(1/3個)
- 水(50cc)
- 油(鍋底から1cmくらいの量)
柿の葉だけを揚げる場合は、上記くらいの分量で大丈夫です。
他の食材も一緒に揚げるなら、衣の量は多めに必要になります。
上記の分量だとたまごが微妙に余ってしまうので、3倍の量にして他のものと一緒に揚げるのがおすすめです。
今回私は、春の味覚であるヨモギとホタルイカを一緒に揚げました。
柿の葉の天ぷらを作るコツ
次に、作り方を紹介します。
基本的には、いつものように天ぷらを揚げていけばOKですが、やってみた中で気付いたコツを記載しておきますね。
- 衣は薄めに付ける。
- 高温の油でサッと揚げる。
柿の若葉はとても薄いので、衣を付けすぎると風味が感じられなくなってしまいます。
全体的にたっぷり衣を付けるというよりは、ムラがあるくらいで丁度だと思いますよ。
また、カリっとした食感を楽しむために、高温の油でサッと揚げるのもコツです。
香ばしい風味とカリカリ食感の相乗効果で、天ぷらがおいしく仕上がります。
柿の葉の天ぷらを作る手順
柿の葉の天ぷらを作る手順はシンプルです。
摘んできた柿の葉は、水でよく洗い、キッチンペーパーなどで水気を切っておきましょう。
まず、衣の材料をすべて混ぜ合わせます。
時間があれば、混ぜた衣を冷蔵庫で冷やしておくと、天ぷらがカラっと揚がります。
最後に、柿の葉に薄く衣を付け、高温の油で揚げます。
油は、衣をお箸で垂らしたとき、ジュっと音を立ててすぐに揚げ玉が浮いてくるくらいの温度が目安です。

柿の葉の天ぷらは香ばしくておいしい

柿の葉の天ぷらは香ばしく、何かに例えるなら、ポテトチップスのような風味があります。
香りを楽しむために、塩だけで食べるのがおすすめですよ。
柿の実っぽさは感じません。
クセはなく、万人受けする味だと思いますよ。
柿の葉の栄養
柿の葉には抗酸化作用があるといわれています。
柿の葉に多く含まれている栄養素は以下の通りです。
- ビタミンK
- ビタミンC
- ミネラル
ビタミンは、体の調子を整える働きをする栄養素です。
また、ミネラルは、体の調子を整えたり、体を作ったりする働きがあります。
いずれも、現代人が不足しやすい栄養素だといわれていますよ。
まとめ
柿の葉の天ぷらは、簡単に作れて香ばしくておいしいです。
春の時期しか食べられないので、ぜひ庭の葉を摘んで食べてみてください。
実質無料でおいしい天ぷらが食べられるのは、お得ですしね。
5月になったら、柿の葉茶作りにも挑戦したいと思っているので、またその様子もブログで公開しようと思います。

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